母さん、母さんが亡くなって早いもので2年の月日が流れたよ。
今でもツラく短かった入院生活をよく思い出す。呼吸器を付けてから意思の疎通がうまく計れないことが多くなったよね。ごめんね。
勝ち気な母さんだったけど、実際はどれだけ苦しかったろう。
看護師さんにも怖がられる最後まで母さんらしい姿を見ていてホッとしたり複雑な心境で見舞ってたなぁー。
意識がなくなる寸前に必死に何かを伝えてたよね。それを理解できなかったことが悔やまれて仕方がない。
一つ願いが叶うなら、もう一度母さんに会って何を伝えたかったのか聞きたいよ。　　こんな思いを一生抱えて生きるのも娘の定めなのか。
最近思うんだ、親の死は子供に与える最後の試練なんじゃないかって！
悲しくて辛くて、後悔しか考えられない。これは一生消えないし乗り越えられるものじゃないよね。
でも、いつかきっと笑ったり一緒に買い物行ったりした日々もそれと同じくらいに微笑ましく、懐かしく思える日も来るんじゃないかと自分を励ましたりしてるんだよ。
大好きな、大好きな母さん
いつか私にもそんな日が来る。それまで大好きだったお酒、ゴルフに励んで私を待っていてね。