母さん
母さん、今生で母さんに二度と会えないのが寂しい。これからも、母さんとかけがえのない思い出を数えきれないくらい作る気でいたから。
母さん、母さんは私は悪くないって言ってくれるだろうけど、やっぱり言いたい。母さんを多少強引にでも早く病院に連れて行けばよかった。なかなか病院に行かなかったのは確かに母さんの意志。それでも母さん、ごめんね。ちゃんと守れなくて、ごめんね。
母さんだけじゃなく、私は自分にも謝ってるんだと思う。自分のためにも積極的に動くべきだった。母さんと生きていけることは私の大きな希望だったのに。
母さん、夢にしょっちゅう会いに来てね。今生ではもう叶わないなら、夢でまたいつもみたいに一緒に出かけようね。一緒にコーヒー飲みに行って、ソフトクリーム食べて、買い物して、夕飯食べて、ライブにも行こうね。
私、頑張るから... 母さん、きっと会いに来て。私が希望を持って生きられるように、一緒にいて。
令和2年7月21日、母を末期の胃癌で亡くしました。
かつて『頑健』とお医者様に驚かれるほど元気だった母は、人間関係が上手くない私の、一番の親友です。
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