出会いは本当に偶然でした。普段はあまり行かない場所にある小さなペットショップ。たまたまそこを通りかかり、吸い込まれる様にお見せの中に入ったのでした。私は子供の頃から猫が大好きでずっと猫を飼っていたのですが、大学入学の為に家を出て一人暮らしをしていた為、その当時飼っていた猫は泣く泣く実家に置いてきたのでした。
その時はまだまだ飼おうとは思わず、軽い気持ちでお店の中に入ったのですが、お店の中には猫ちゃんもワンチャンもいませんでした。そのお店は契約しているブリーダーさんから動物を飼いたいお客様に仲介をしているお店でした。
猫を見て癒されようと思っていた私は、諦めてお店を出ようとしたのですが、今ノルウェージャンフォレストキャットの可愛い子猫がいるけどどうですか❓と店員さんに声をかけられ、とっさに「ノルウェージャンフォレストキャットって何❓」と思ったのでした。
紹介されたものの、どんな種類の猫なのか全くわからなかったので、いったん店を出て本屋へ行き、猫の図鑑で調べてみたら。。。何❓このゴージャスな猫ちゃん‼️と一気に欲しくなってしまったのでした。その足ですぐさっきのお店に電話をして、「ノルウェージャンの子猫ちゃんがほしいです❗️」と言ってしまってました。
初めて会った時の感動は今も忘れられません。ちっちゃくてふわふわで人懐っこくて。しかも美人さん❗️
頭も良くて、トイレも一回で覚えてくれました。ルビーと過ごした日々は毎日が幸せでした。ただ可哀想だったのは、その当時アパートに住んでいたので外に出してあげられなかった事です。たまにアパートのベランダに出してあげるとすごくはしゃいで、2回なのに飛び降りようとしたり、お隣のベランダに行ってしまったり。
そのうち、転勤の為ルビーと田舎の実家に帰る事になりました。田舎なので周りは畑や田んぼばかりなので、たまにルビーにリードをつけて外に散歩に行きました。ルビーはお外が大好きで、木登りも得意でした。ただ登って降りてこられないことも笑。
ルビーは散歩に行きたくなると自らリードを加えて私の部屋まで来てアピールしてきました笑
本当に可愛かった❤️
このままずっと実家にいれば良かったんだけど、仕事の関係や結婚やらで何回か引っ越しをしました。環境が変わる事はあまり猫ちゃんにとってはよくないと知ってはいたものの、離れたくなくてどこにいてもずっと一緒でした。ただやはりこの積み重ねが病気を引き起こしてしまったのかもしれません。元気がなくなり、病気につれて行くと肝臓の数値が悪くなっているとの事でした。それからは闘病の日々でした。投薬に療養食。きっと美味しくなかったろうな。。。本当にごめんね。ちょうど病気療養中、悪い事に私の離婚も重なり、住んでいた家を追い出されて再び実家に身を寄せました。
高齢でしかも病気の猫ちゃんにとってまた引っ越しなんてどれ程の負担だったでしょう。。。本当に申し訳なかったです。実家に戻り、暫くは落ち着いていたのですが、徐々に失禁したり、高いところから落ちたり、下痢をする様になりました。病院に行って点滴をしてもらい、何とか持ちこたえていましたが、とうとう2012年11月10日に天に召されてしまいました。最後の数時間は本当に苦しそうで、私はずっとそばにいて温めてあげることしかできませんでした。
本当にごめんね。ずっとずっと一緒にいてくれてありがとう。いつも辛い時はそばにいてくれたね。どれだけ貴方に癒されたことか。15年一緒にいてくれて幸せだったよ❗️ルビーちゃんありがとう。愛しているよ。