おばあちゃんへ

おばあちゃん、今までありがとう。ごめんなさい、貴方が亡くなるって、なんとなく予想していました。母親や叔父さんはそうじゃなかったみたいだけど。貴方が倒れて救急車で運ばれ、手術する話になって、私も会いに何度か行きましたが、今までグランドゴルフして畑仕事して、家事をしていた祖母がベッドの上でボケていく姿を見て、母がよく嘆いていたのを思います。祖母は私達3人兄弟姉妹の中で私を一番可愛がってくれたのを覚えています。正直、そう振る舞っていたし、そうありたいとも思っていましたから。だから、貴方がだんだんボケていき、家に戻った後も1ヶ月に1回は泊まりにいっていたでしょ?ごめんね、貴方がもぅ長くない気がしていました。だから、手術した2月、退院した3月、その流れの5月に写真を撮ったの。思い出にしなきゃって思ったの。そしたら、まさかその2ヶ月でいくとは思わなかった。まさか、それが慰霊の写真になるなんて思わなかった。だけど、私はできる限りのことができたかなって自負してる。毎月三重から兵庫北部まで何時間もかけて毎月連休とって、会いにいけてた。今回はしっかり貴方のことで泣けた。こんな強い気持ちをくれた人が私にはいて、その人の亡くなった悲しみを乗り越えられたから。あまり泣かず、笑って行ってらっしゃいできてたでしょ?貴方の孫は泣き崩れて動けなかった貴方の娘と息子を手伝って、通夜や葬式、周りの方に挨拶できてたでしょ?貴方なら、ちゃんとしないと怒るでしょうから。あまり墓参りいけなくてごめんなさい。会える時にちゃんと会いにいきます。今私ができることは、貴方の愛した貴方の娘に感謝し、親孝行することだと思っています。なので、私は大丈夫。貴方の娘や息子を見てあげてください。いつか貴方と、魂でおばあちゃん、って呼んであげられたら素敵ね。厳しいおばあちゃん、ありがとう。

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