お婆ちゃんに贈る言葉「Celebration of Life」
お婆ちゃんが天国に行ってもう2年も経ちます。命日の7月を迎えるといつも大好きだったお婆ちゃんを思いだします。
私が幼い頃、お盆や正月に毎年実家に帰ってお爺ちゃん、お婆ちゃんにいつも遊んでもらい、あの当時はヤンチャな僕に付き合ってくれてさぞかし大変だっただろうと思います。
今や私も二児の父となり、ヤンチャな息子2人を育てる身となりその大変さを実感しているところです。
お婆ちゃんの家に帰ると、今はもう閉店してしまったけれど、駅近くのおもちゃ屋に婆ちゃんがいつも私を連れて行ってくれ、おもちゃを買った事が印象に残っています。
遊ぶ事が好きで、勉強嫌いだった私ですが、お婆ちゃんはとても教育に熱心でカルタや百人一首、オセロなど知的な遊びも教えてくれました。その中でもお婆ちゃんが読む百人一首がとても好きだったよ。
私が大学を卒業して、一時道に迷いその後アメリカに留学する事を決めた時はお婆ちゃんは真剣に私の話を聞いてくれ、応援してくれた事、今でも忘れません。
お婆ちゃんとは私の幼い頃から亡くなるまで語りつくせない程の思い出がありいつもお願いばかりしていた私ですが、最後に1つ天国のお婆ちゃんにお願いをしたいと思います。
お爺ちゃんは道に迷って留学をした私を見て、将来をかなり心配していたけど、こうして二児の父として家族をもち、しっかりと生活していること天国のお爺ちゃんに伝えて下さい。
アメリカでは人が亡くなる時「Celebration Of Life」といいます。
故人の華やかな人生を祝うという事ですが、お婆ちゃんの長年に渡る人生もすごく素敵なものであっただろうし、まさにこの言葉がぴったりな気がします。
おばあちゃん、長い間かわいがってくれてありがとう。
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