おじいちゃん

大好きなおじいちゃんが亡くなりました。体調が本格的に悪くなり始めたのは2020年4月。コロナ禍。体調が悪くて動けないといつもソファに座っていました。あの時もコロナだからと言って、なんとなくおじいちゃんに待つように言ってしまった。すぐにでも救急車を呼んであげれば。その後、病院でかなりの重症だったことがわかる。おじいちゃんあの時は本当にごめんなさい。

その後、入院をして在宅酸素を開始。良くはならない病気だと伝えられたがそれでもおじいちゃんと家で過ごせることが嬉しかった。一日、一日大切に過ごしました。もしかしてこのままだけどおじいちゃんと過ごせるのかなと思っていたよ。

そんな中、私は結婚のため市外に転居。おじいちゃんと暮らしていた家を離れました。会える頻度は減ったけどおじいちゃんとは電話をして、年末には顔見せてねとかこっちは大丈夫だから!と電話で言ってくれたね。年末に会えて嬉しかったよ。ただ、会うたびに痩せてはいたね。年明けからだんだん2,3月は入院退院が多くなってきた。それでもその度回復しておじいちゃんは強いねなんて。

ただ、先生の言葉はその通りで、良くはならない病気。3月足の血管がつまり緊急入院と手術。リハビリ。それでも3月退院して会えました。4月、意識が薄れ救急搬送。救急車内で意識を取り戻しそのまま入院。そこで初めて終末期と言われたみたい。ショックで泣きました。

そこからまた家に帰ってきたおじいちゃん。でも、今回はまた回復できた。このまま元気でね、少しでもねと思った。

電話で2回も話せた。
おじいちゃんに会いに行きたいな。

そこから5月も平和に過ごしていたら、家族から突然おじいちゃんがまた倒れてしまった。覚悟はありました。

でも、どこかでまた回復してと信じていた。

不思議なことに、コロナ禍で面会はほぼできないけれどもしよければと面会ができると聞き、車で3時間かけて帰りました。たまたま面会日が休み。もしかしておじいちゃんまっててくれたの?

厳しい状態だけど、面会ができることが嬉しくて当日。病院から電話。容態が急変しました。来てくださいと。

約2ヶ月ぶりに会えたおじいちゃん。
別人でした。みんなで泣きました。徐々にゆっくり脈の回数が減っていき、駆け付けてから約2時間。おじいちゃんは亡くなりました。

切り替えはできていません。

みんなが励ましてくれます。ありがたいです。ありがとう。

この悲しみはいつか薄れてくれるのかな?時間が解決なんて思うけど涙はやっぱり止まりません。

おばあちゃんがおじいちゃん起きてって声をかける姿を見てあらためておじいちゃんは亡くなったんだと思いました。

おじいちゃん、普通に電話でてくれたじゃん、治りたいって言ってたじゃん、もっとそばで笑いたかった、うそだよって言ってよと思ったけど、おじいちゃんは今何を思っているのかな。

苦しい病気だったから少しはゆっくりできているのかな。

しばらく涙は止まらないし、悲しみは消えてくれないと思うけれど、おじいちゃんのことを忘れないからね。

おばあちゃんも気を張ってるだろうから離れてはいるけど支えていくからね。

もしも、おじいちゃんがそばにいるのならば嬉しいよ。これを打ってるところもみてたりする?

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