ありがとう。また逢おうね。
私の愛犬そらは10ヶ月間の闘病の末
今年の1月5日に9歳で亡くなりました。
平均寿命が12〜15年と言われる犬種でしたし、ワクチンやフィラリアの薬をもらいに行く以外に病院にかかる事もほとんど無かったので、背中に悪性の癌が見付かった時は、頭が真っ白になり、呆然としました。
複数箇所に発生するタイプの癌で腫瘍を手術で取っても別の場所に発生する可能性が高いため、手術ではなく抗がん剤治療を選択しました。
治療しなければ余命3ヶ月、治療しても1年はもたない、と宣告されましたが、どうしても現実を受け入れられなくて、治療を始めました。
3週間おきに抗がん剤を投与、毎週血液検査の病院通いです。
愛犬は人が好きで、病院の先生やスタッフの方に会うのを楽しみに嫌がるどころか喜んで通院していましたが、その姿を見るのが辛く、毎回いい話も聞けないので泣きながら帰宅していました。
その後、奇跡的に癌が小さくなり、期待し始めた矢先、肝臓が悪くなり、最期は水も飲めず歩けなくなるほど衰弱していきました。
点滴で足には穴が空いてしまいました。
1日でも1時間でも長く一緒に居たい気持ちで無理な治療をさせてしまったと後悔ばかりしています。
そらちゃん、ごめんね。
本当に最期の最期までよく頑張ってくれたよね。ありがとう。
いつの日か生まれ変わって、戻って来てくれると信じてるね。
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