悦子さん、、

その日はあまりにも突然おとずれました、、仕事が終わり就寝しようとすると、実家に帰省していた嫁からの電話。
嫁は声を震わせながら、お母さんが倒れたという。搬送先の病院で延命は回復は難しいでしょうと医師は言う。
親族間で話し合いの結果、義母を綺麗な身体でいさせたいという思いで延命治療を断り、翌日、義母は静かに息をひきとりました。
悲しむ暇なく、葬儀の手続き、関係各所への連絡等、めまぐるしい1日の中、少し休憩がてら1人カップラーメンをすすっていると、何を食べても美味しくなくて、、嗚咽を漏らしながらご飯を食べてる自分がいた。
決して美味しいとは言えない悦子さんの料理をもう食べることが出来ないのだと思うと更に涙は溢れてくる。
嫁も休憩に来て、泣いてる自分に一言「お母さんのために泣いてくれてありがとう」
嫁を動揺させまいと気丈に振る舞ってはいたが、嫁の方がよっぽど辛いはずなのに強く心を保っていた。
悦子さん、、、貴女にお母さんと呼んであげられなくて申し訳ありませんでした。子供2人も悦子さんがもういないことを察して尚、悦子さんの写真を見る度にグランマは天国で元気にしてるかなぁと呟きます。
嫁は悦子さんの仕事を引き継ぎ、頑張ってますよ。
今までありがとうございました。子供の面倒をみていただいたり、家族で遠出したりと感謝しかありません。
いつまでも見守っていて下さいねお母さん、、、

sivaと申します。
様々な思いをこちらにて綴らせ頂きたいと思っております。

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