親愛なる私の大切な1番の親友へ
君が9歳で突然うちに来た時、私はすごく嬉しかった。
君は寂しい思いを沢山したかもしれないけど、君がうちに来てくれて、私は本当に本当に嬉しかったんだ。
それから色んな事があったね。
抱っこが嫌いな君を無理やり抱いて腕に穴が開いたり、キャットタワーのそばを歩くだけで頭を叩かれたり笑
君が膝の上に乗って喉を鳴らし甘えてきてくれる時間が、一番の幸せだったよ。
シルクのような毛並みを撫で、君の体重で足が痺れる感覚が恋しい。
君は幸せだったかな。
私の家に来て楽しかったかな。
寂しかった時間を忘れられたかな。
でもきっと嫌なこともあったよね。
ごめんね。
私の1番の後悔は、君を病院で1人逝かせてしまった事。
他の飼い主さんが「うちで看取れたのは本当に良かった事だ」と話してるのを聞くたび、胸が痛くなる。
発作を起こして1週間、ずっと入院をして最後に会ったのはすでに意識がなくなった後。
痛かったよね、怖かったよね。
知らない人間や知らない動物の匂いと声、チューブをつけられて、何度も注射をされて、レントゲンも嫌だったよね。
毎日会いに行ったけど、きっと寂しかったよね。
ごめんね。
入院してないともっと苦しい思いをさせてたと思うしかないけど、本当なら家で看取ってあげたかった…
もっと声をかけてあげたかったし、撫でてあげたかった。
最後まで一緒にそばに居たかった。
あれからもう1年以上が経つけど、君を思い出さなかった1日はないよ。
毎日小さい箱に入った君に話しかけてるの、聞こえてるかな?
君以上の素晴らしい子は他にいない。
賢くて優しい可愛い君。
世界で一番可愛い私の大親友。
これからも私のそばで見守っててね。
また会いたいな。
大好きだよ。
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