お父さん。ありがとう!

大好きなお父さんが天国に旅立ってもう何年になるかな?もう10年くらいかな?お父さんが今でも私の近くに居る気がします。お父さんは子供の頃から、ずっと私の事を可愛がってくれていましたね。学校へ持っていく「お弁当」もお母ちゃんではなくて、いつおお父さんが作ってくれていたね。お父さんの「玉子焼き」は本当に形も綺麗で美味しかった!お母ちゃんよりも、お父さんの方が料理上手だったよね。
朝がどんなに早くても、いつも、お弁当を作ってくれていたのに、恥ずかしくて「ありがとう!」と私は言うことが出来ませんでした。お父さんはいつも自分よりも家族や会社の部下の方々が喜んでくれる顔を見るのが嬉しくて、自分を犠牲にしてまで本当に周りの人を大切にしていましたね。そんないつも周りに優しかったお父さんが、病に倒れ、私とお母ちゃんは病院の先生から「お父さんは余命3ヶ月」と告げられました。あの時は頭が真っ白になり何が起こっているのか理解が出来ませんでした。当時は、本人に余命宣告をするのは家族が決める時代でした。私は母と相談して、お父さんには最後まで隠し通すことを決意しました。日に日に痩せ細っていくお父さんの姿を見て、お父さんの前ではいつも笑っていましたが家に帰ってからはずっと泣いていました。治療も本当に辛かったと思います。痛かったと思います。でも、お父さんはいつも「早く退院して、またご飯作らなあかんな!」と言っていましたね。お父さんは自分は絶対に治る!と最後まで信じていたのか、本当の事を知っていたのは私たちにはわかりませんでしたが、余命宣告から3年、天国へと旅立って行きました。私はお父さんに今までの感謝を何一つ言えず、お父さんは旅立って行きました。最後の最後まで「家に帰って、ご飯を作るんや!」と言うあのお父さんの言葉が私には忘れられません。夢は叶いませんでしたが、きっとお父さんは天国でみんなに料理を振舞っているのかな?と想像したりもします。私は、そんな心優しいお父さんに「ありがとう」の一言が最後まで言えませんでした。今更遅いけれども、この場で言います。お父さん!ありがとう!お父さんの娘で良かった。感謝しています!私もお父さんのように、みんなに優しい人になります!天国から見守ってね!お弁当も待ってるよ!
この声がお父さんに届きますように・・・・・

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