2017年亡くなった直後に書いた手紙です。
アールグレイへ
16歳のお誕生日を一緒に過ごさせてくれてありがとう。
本当はとっくに限界だったのに、おかあにゃんが
凄く楽しみにしてる事知ってたから、いっぱい頑張ってくれたんだよね！
人間嫌いで病院なんてストレスしかないのに
辛い治療を最後まで耐え抜いてくれました。
アル君とは一人暮らしを始めてすぐに出会い
一目惚れで抱っこしたら胸にしがみ付きながら
ゴロゴロ言ってくれて2001年12月13日うちの子なりました♡
とても小さかったアル君を寝てる時踏んじゃ行けないと思い
ダンボールのおうちに入れてたら可愛い声でニャーニャー鳴いて
出してあげたらおかあにゃんのお布団で
フミフミチュパチュパしながら隣で一緒に寝るようになったね♪
仔猫の頃は夜中に運動会を始めてしまって何度も
おかあにゃんに怒られ大きな耳をハミハミされてましたね(笑)
初めてゴキちゃんが家に出た時も2人協力してやっつける事が出来てとても頼もしく心強かったよ！
ヨーグルトが大好きでおかあにゃんの体をよじ登って
必死に食べようとする姿がとても可愛かったなぁ♡
あまりにもベッタリでおかあにゃん以外の人間が嫌いになってしまって...
それでもおかあにゃんと家族になった人と仲良くしようと頑張ってくれました。
しかし無理をし過ぎちゃってストレスが爆発しちゃって...襲ってしまった。
人間を噛む猫なんて捨ててしまえと責められる事もあったけど
最終的におかあにゃんはアル君を選んだ。
色々一緒に旅をして、ようやく落ち着く場所が見つかったら
今度は妹のノエルが来て常にストレスが絶えなかったかな？
おじいにゃんが倒れた時も一緒に大阪に戻ってくれて
だけど今思えばこの頃から少しずつ身体に異変が生じていたのに
忙しくておかあにゃんは気付かないフリをしていました。
そして去年の夏頃から急に体重が落ちて来て
吐く回数も増え意を決して病院に行ったけど
あまりの凶暴さに診察をやんわり断られて以来
今の病院へ通うまでトラウマで少し時間がかかってしまいました。
今年の1月から病院へ通い、腎機能低下・歯周病・IBD最終的に腸に大きな腫瘍が出来ていて
手術をし病理検査の結果悪性のB細胞性リンパ腫と告げられ
初めはまさか血液の癌だって理解出来ず楽観的に
考えてて抗ガン剤もアル君なら副作用に負けないと思ってた。
でも手術後で体力が落ちているアル君は副作用に負けてしまった...
それ以降酷い貧血に悩まされて5度の輸血
貧血が快方に向かったら今度は手術の傷口が化膿
尿の穴が瘡蓋で塞がってしまって尿が出なくなり
尿道カテーテル装着、だんだん食欲も無くなり今度は経鼻カテーテル装着
満身創痍になりながらもアル君はとても強くて
ひとつずつ病と向かい合ってて、おかあにゃんの方が根を上げてしまいそうでした...
正直凄く金銭的に辛かったし、ペットを飼う本当の大変さを教えてくれました。
でもそれ以上にアル君の強靭な生命力を見せつけられ
沢山の感動と勇気をもらいました！本当に本当にありがとう♡
終末医療に入りせめて最期は穏やかな日々を
過ごせるようにと酸素ルームも借りたけど
最期は苦しませてしまいましたね...
前日は口からちゅ〜るを食べてくれて
酸素ルームからも少し出して抱っこ出来て沢山甘えてくれたね。
昨日の昼、経鼻カテーテルから規定の量の流動食とお水を与えた直後
大きな発作が出て苦しそうにしてたから慌てて
経鼻カテーテル外したけど間に合わなかった...
最期呼吸困難で意識を失いそのまま逝ってしまった。
食べたく無かったのに...おかあにゃんが無理にあげたから...
アル君死んじゃった...死なせちゃった...
本当にごめんなさい。ごめんね。ごめん。
おかあにゃんのせいでアル君頑張るの辞めちゃったのかな？
それともおかあにゃんが辞めさせちゃったのかな？
前向きにずっと心の準備をして来たはずなのに
それでもやっぱりダメでした...
寂しいよ...
悲しいよ...
辛いよ...
嫌だよ...
おかあにゃん全然ダメですね(号泣
明日(25日)はちゃんと見送ってあげるから！
だからアル君はちゃんと虹の橋を渡って下さい。橋の向こうにはいっぱいお友達が待っててくれるから
お土産にちゅ〜る持って皆んなと食べてね！
あと大好きなフェルトボール持たせるから
思いっきりボール遊びして下さいね！
これからもずっとずーーーーーーっとアル君は
おかあにゃんの1番です。
アールグレイに出逢えて本当に良かったよ♡
アル君もおかあにゃんを最期までいっぱい愛してくれてありがとう！
お空からおかあにゃん達の事を見守っていて下さい。
お盆と正月？には帰って来てね(笑
またいつか会える日までお空で待ってて下さい！
16年間ありがとう。大好き、愛してる。
おかあにゃんより